元来、絵ろうそくは雪の深い北国を中心とした寒い地域の伝統的なろうそくの風習です。 豪雪地帯は冬になると半年もの長きに渡りお仏壇にお花がありません。たとえ葬儀の際であっても仏花の一輪も無い寂しい思いをした時期が長くありました。 そこで、ろうそくに色彩を加え、仏花の変わりとして誕生したと言い伝わります。「火を灯し消えゆく仏花の姿は、他界した仏様に気持ちと思いが届きますように・・・」 そう先人は願ったのだと思います。心の文化が叫ばれる中、徐々に日本の伝統文化として「絵ろうそく・花ろうそく」が 見直され、海外へも紹介されるようになって来ました。先人たちの長い年月を超え、現代に 伝わる日本の文化と手書きのぬくもりを、今後の未来に伝えていきたいと思います。
四季の花 6本入り商品は、「1本を丁寧に、1本を心を込めて・・」をテーマに7月~12月の季節の花を描いています。(朝顔・ゆり・秋桜・りんどう・菊・椿)
季節の移り変わりや各月の季節感を感じる代表的な花を描いています。「越後花ろうそく」には下書きはなく卓越した職人の手書きにて1本ずつ製作されています。また素材は植物性のロウを使用して芯には「灯芯」と言って和紙を主体に手作りにて作業したまさにこだわりの逸品。ろうそく上部には年輪を模した文様も確認できます。ロウたれの少ない美しい灯を堪能ください。燃焼時間は約1時間です。
熨斗等の対応しています。御供・御仏前・御霊前・等
高温・多湿の保存はろうそくが破損・変形することがあります。火のそばを離れないでください。
創業明治26年 現在四代目当主 小池孝男 明治神宮指定納品献上25年以上の実績があり有名寺院などからも高い評価を受けている。
2011年度 第51代日本経済産業大臣賞(工芸品部門)
2015年 第55代国土交通大臣賞(民芸品部門)の新潟県最多の2部門での授与店となる。同時に2010年2011年と全日本伝統文化を伝える「SAMURAI JAPON」選定されフランスへ渡仏し出展をはじめ、ロサンゼルス・ハワイ・中国等での海外へ複数にわたる参加出店など、国内外でも高い評価を受けている。新聞・テレビ・雑誌などのマスコミ取材も数多く、地元の小学校などの依頼において新潟越後の伝統文化の授業など伝える。2019年には、国宝・縄文火焔型土器と和ろうそくの神秘を表現すべく縄文ギャラリー「JOMON」を同店店舗に併設してOPEN。現在も日々新商品に取り組みありがとうをテーマにした商品など斬新なアイディアからなる新作は常に注目度が高い。