藍染のマスクです。
北方文化博物館の代名詞である「藤の花」があしらわれています。
藤の花が淡く白い色で描かれた「手描き染」のデザインと、藍色の濃淡でシンプルに2色で表現した「藍濃淡染」のデザインと、2種類からお選びいただき、サイズも「L」と「M」をご用意しています。
生地はバニランという柔らかい綿を使用し、内側はさらし生地を使用して仕立てています。
お洗濯して繰り返しお使い頂けます。
【北方文化博物館だけの絵柄】
新潟県新発田市に店を構える「泉屋染物店」さんが製作し北方文化博物館にだけ卸してくださっている絵柄です。
北方文化博物館は藤の花の名所ですので、特別に藤の絵柄を製作して下さいました。女性男性問わずどんなお召し物にも合うと、大変人気をいただいています。
藤は美しさや子孫繁栄を象徴する縁起の良い花です。
また令和3年1月の豪雪による藤棚倒壊にも負けず花を咲かせたことから“不滅の藤”とも呼ばれました。
【泉屋染物店さんとのご縁】
泉屋染物店・山田真嗣さんはもともと紺屋の三代目でしたが、京都での修行中にご家庭の事情から新発田へ戻られました。
その頃北方文化博物館の館長だった8代目伊藤文吉から薫陶を受け、新発田で生業を始められました。
今では新潟県、新発田市の特産推奨品の藍染となっています。新発田は伊藤家にとっても大名庭園「清水園」を管理していることから大変縁の深い地域です。
【洗濯の際のご注意】
初めて洗う時は色落ちがありますので、他の洗濯物と混ざらぬようお気を付けください。
洗顔せっけんで少し洗ってからのお洗濯をお勧めします。洗濯も3~4回を超えると落ちにくくなります。
北方文化博物館の売店は、明治時代に伊藤家の主屋をつくるために大工が最初に建てた長屋です。
主屋と共に登録有形文化財に指定されています。