「白雪こう」は、良寛がこよなく愛した菓子であったことで知られ、晩年記した幾つかの手紙に「何卒、白雪こう お恵み賜りたくそうろう」という言葉も残されている。大黒屋では、1930年、良寛の100回忌法要が執り行われた際、手土産にと、良寛が愛した白雪こうを販売開始しました。
「七人目白雪こうで育て上げ」(柳多留) の川柳があるように、江戸時代には砕いて湯にとかしたものが母乳の代用にされました。大黒屋の「白雪こう」は砂糖に飴蜜を混ぜて水分を補い、米粉と山芋の粉などを加えて、型で押し固めた一品です。口に入れれば雪のように溶ける食感を堪能ください。
封を開けていただくと商品に切れ目が入っていますので、切れ目にそって割ってお召し上がりください。また、1本をコーヒーカップなどに入れてお湯(約130ml)で溶いても、美味しく召し上がっていただけます。
開封後は、乾燥しやすい為、お早めにお召し上がりください。
創業 明治13(1880)年の老舗和菓子店です。 良寛さまのお菓子を創り出し造り続けて100有余年。今なお、昔ながらの製法で造り続ける姿勢は変わりません。『良寛さん』にちなんだお菓子をお楽しみください。また、店内には掛物なども展示しており、お菓子だけではなく、出雲崎の町家の雰囲気を感じていただけます。出雲崎へ足を運んでいただいた際はぜひお立ち寄りください。
お茶請けに良い!
(東京都・60代・男性)